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LSLの過去・現在・未来

LSLのこれから

―最後に、LSLでこれからやりたいことを聞かせてください。

石川 ちょっと難しいことかもしれませんが、せっかくインテリアのプロが集まっているので、みんなで何かひとつの仕事を受注して大きな仕事を完成させるとか、その中でいい意味での競争があったりとか。そうすれば全体のレベルも上がってくるのではないかと思います。

田中 僕らが創業してから10年間信じてきた家具のマーケットっていうものが、インターネットというものを介して見てみると、まったくの別物だった。それはものすごく大きなシェアを占めていて、いままでと異なるお客様が、いままでと全然違う情報を見ている。その中に自分たちが顔を出していくとしたら、実店舗があって商品の質にこだわっているということを、きちんと伝えていくことが大切。それによって家具を買おうとしている人たちの目線が少しでも上がってほしいと思う。とりあえず安いから買っておこうよというほうに走りがちななかで、僕らはいままでずっとこだわってきたことでマーケットシェアを取っていきたい。ライフスタイル型といわれるショップが巷にあふれているいま、みんながレベルアップしてほしいし、LSLのメンバーは新しくできる店が目標とするような店になっていたいなと思いますね。

田村 私は、ネットの世界で情報量と価格でできるひとつの塊をつくっておきたい。それが実店舗とネットが一緒になってできる最大の特徴だし、そういう塊が一番強くなっていくんじゃないかと思っています。

吉田 LSLの特徴は、実店舗において日々誠実に、一人ひとりのお客様と会話をもって商売をしているところ。それとインターネットの組み合わせを活かしていきたい。それとブランドって何なのかなって考えると、やっぱりそれは信用だと思うんです。田中さんがおっしゃる通り、いろんなタイプの家具を扱う人がいるなかで、私たちは本当に誠意をもって物をつくり、サービスにあたっているわけです。社会を良くしていくベースは、誠意をもって一人ひとりとの人間関係をつくっていく、こつこつやることしかないんじゃないかなと思っているんです。あなたたちがいて良かったと誉められるように、未来の子孫によくぞLSLを立ち上げてくれたと言われるように頑張りたいなと思っています。8年前にLSLに入らないかと声をかけていただいたことにすごく感謝しているので、8年前の僕みたいな若い子たちの役に立ちたいという気持ちもあります。

田村 若い人たちが入れるような雰囲気は必要ですね。それが鮮度を保つ最大のポイントだし。

高田 自分の店とか会社のこととか、業界のこととか、将来のこととか腹を割って話して、影響し合いながら次の時代をつくっていくというところが僕にとっては一番魅力的。業界全体が盛り上がっていかないかぎり、こうして自分たちで仕事を活性化していかないと、と思うんですよね。

田村 よく競合同士で、って言われるんですが、競合じゃないんです。仲間なんですよ。パイを奪いあうんじゃなくて、パイを大きく育てる、そういう考えの人たちが集まっているわけです。

吉田 LSLは身の丈というか、非常に日常だと思うんです。そういう生活感とか実態をもった人たちが活動をしていかないと、本当に根底の部分が良くならないと思う。そういう意味ではイベントも意味があるとは思いますが、日々やっていることを更新し合うみたいな場がいまは必要なのかなと思いますね。

佐藤 今後も各ショップでいろんなことをやっていくと思うんですけど、19社集まったからできることをコツコツとやっていきたいですね。例えば、障害者の社会参加を支援できないかという話もあります。そういうときに、どこにどういう障害者のための施設があるのか、みんなで情報を集めてシェアする。そしてそれをウェブ上で発表するとか、印刷物にするということだけでも意味があると思います。いいと思うことを未来永劫続けていく。ショップも会社も生まれたからには、ずっと生きていかなければならないので。暗いニュースばかりが流れる殺伐とした現代社会で、あんなやつらがいたんだなっていわれるようになれば、本当に集まった意味が出てくると思う。本業以外のことをするというのは大変なんですが、でもLSLのメンバーだったらできるというふうに信じています。いまこうやって一生懸命やっているし、これから本当に少しでもいいから結果を出していきたいなと思っています。

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